プロフィール
倉本 大輝(くらもと ひろき)
神奈川工科大学卒業、2004年入社。製造部 製造2課所属。
(第53次・61次南極地域観測越冬隊員)
− 入社を決めた理由を教えてください
倉本南極観測隊に参加したかったから
日本で雪上車の製造をいち早く手掛けた会社であること。そして、南極へ毎年隊員を1名送りだしていることです。車両にはもともと興味があったので、自分のやりたい仕事がこの会社にあると思って入社を決めました。
− 現在の仕事内容を教えてください
倉本チームの力で1から最高の雪上車を作り上げていく仕事
南極大陸で使用されている雪上車やスキー場で活躍するゲレンデ整備車の製造、メンテナンスをはじめ、様々な産業機械の組み立てを行っています。多くの専門知識や技術を求められますが、それだけやりがいを感じる仕事だと思います。基本はチームで仕事をすることが多いので、先輩たちから様々な知識、技術を学びながら仕事ができます。
− 思い出に残る仕事はありますか?
倉本南極大陸での生活と仕事
入社時からの目標であった南極へ行き、1年4カ月間過ごしてきて多くの事を学ぶことができました。年間平均気温が-10.6度の昭和基地での仕事は大変忙しく、車両の整備に追われる毎日でした。しかし、日本で乗ることのない様々な車両を運転したり整備したことはとてもいい勉強になりました。昭和基地から約1000km離れているドームふじ基地へ大型雪上車5台で往復し、約3ヶ月間という雪上車生活を体験したのもいい思い出になりました。
− 学生時代に打ち込んだことは?
倉本軽音楽部でのバンド活動
学生の時は音楽に興味を持ちバンド活動をしていました。学生同士で多くのバンドを組み、競い合って楽しんでいました。バンド活動ではメンバーと心を一つにして力を合わせる事を学びました。
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